69歳、男性
【特徴 ・ 原 因 】
普段から、中腰・重量物をもつ作業をする事がある。
前院で、レントゲン撮影をし、「脊柱管狭窄症」と診断された。
以前は、「L4・L5腰椎間板ヘルニア」と診断された事もある。
前院では、痛み止めの内服薬・リハビリとして牽引治療と電気治療はしていたようです。
【 症 状 】
腰部痛~両大腿部後面の痛み。
(特に左下肢の方が症状強い)
初診での患者様は、寝返り痛・腰を伸ばす・立ち上がり動作なども痛みがありました。
【 他覚所見 】
・立位の状態で、腰を反らせようとさせると痛みが増悪
・立位の状態で、腰部を右回旋させると痛い
・仰向けで左下肢を持ち上げると痛い
【 治 療 】
脊柱管狭窄症とは、基本的には腰痛はあまり強く感じることはなく、立位や歩行で痛み・しびれの症状が出現することが多いと考えています。
今回の患者様は、MRIでは確かに脊柱管狭窄症の画像があったようですが、腰部から仙骨部・臀部の痛みが強くでていました。
※難しいお話をすると、腰痛等の関節などの整形外科分野では、
「画像と症状は一致しない」「腰痛の85%は原因不明」といわれています。
脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアの画像があっても、腰痛やしびれが治癒するケースはたくさんあります。
★痛みに困ってる➡レントゲンでは異常なし
★腰は痛くありません➡脊柱管狭窄症の画像診断がみられる
このような、事は日常茶飯事です。
そこで、活躍する治療は「仙腸関節調整」です。
腰痛などの関節痛・しびれ等などは仙腸関節由来の腰痛が多いです。
仙腸関節由来の腰痛は、画像診断はできません。
仙腸関節調整の治療を試してみるしかありません。
この患者様も、初検から2週間経過しましたが、仙腸関節調整を行い、
今現在も痛みは残存していますが、本人も痛みが落ちて寝られるようになった。と納得しています。
脊柱管狭窄症。椎間板ヘルニア等でお悩みの方、お困りの患者様がいましたら、お気軽にご来院下さい。
また、基本的に当院の診療時間中は予約不要で施術しております。
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