腰部椎間板ヘルニア

 腰部椎間板ヘルニアと診断された事のある患者様へ
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・レントゲン写真でL3・L4・L5などの椎間板が潰れていると言われた

・MRIやレントゲン写真では異常ないと言われた方

・椎間板変性により、神経を圧迫していると言われた

・椎間板の老化によるものと言われた

・安静にしましょう。運動をしましょう。などと言われた

3d rendered medical illustration - backache

3d rendered medical illustration – backache

 当院の治療法
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何故、一般的な治療と仙腸関節調整の治療を組み合わせるかといいますと、腰痛や下半身のしびれは腰椎椎間板ヘルニアによるもの以外にも骨盤(仙腸関節)等の関節の動きが障害される事で出現するものがあるという事がわかってきたからです。

一般的な治療としては、消炎鎮痛薬や筋緊張弛緩薬の投与、疼痛が激しい場合は、硬膜外ブロックや神経根ブロックなどのブロック療法があります。しかし、これらの治療はあくまで腰椎椎間板ヘルニアに対する治療であり、関節に対する治療効果はあまりありません。これらの治療を受けていてもなかなか症状が良くならない方は仙腸関節の治療を行うと良くなる事が多いようです。

仙腸関節調整による関節の治療の両者を行う事が腰痛治療には必要不可欠です。 もし、腰痛やしびれ等で困っており、仙腸関節調整を受けていなければ一度受けてみてはいかがでしょうか

 

【 当院の症例 】

【症 状】

・3ヶ月前から、腰の痛み・左お尻・左股関節付近と左足のしびれが強く困っている。 夜も寝ていて、寝返りをすると痛み強く目覚めてしまう。

・総合病院にて、MRI検査を受けて「腰部ヘルニア(L4・L5)」と診断された。 服薬・注射の処置をしてもらうが、現在も痛み強い ・近所のマッサージ屋さんに通う:マッサージをしてもらうが、症状の軽減はなし

 

【所 見】

・L4・L5の椎間板ヘルニアと診断はされたが、当院の考えとしては、骨盤(仙腸関節)の調整治療を行う。 MRI画像上は、確かにヘルニアも確認はされるが、全ての痛みが椎間板ヘルニアからではないと考えている。 痛み・痺れの原因は、骨盤(仙腸関節)の不具合からの可能性も大きくある

・徒手検査を行ってみると、

→腰の回旋をすると、右下肢に痛みが走る。仰向けで寝て足を上げてみると、左足が上がらない。

 

【予 後】

この症例の患者様は、予後が良く2~3ヶ月で痛みとしびれは改善した。